このパーツはVMなどの小型機の足裏と大腿部に取り付けることができます。
ビークル形態でタイヤを追加し、走行させることができます。
写真のものは業務用3Dプリンタの出力品です。表面は滑らかな仕上がりです。
レジン系の樹脂で、多少弾性がありますがABSなどに比べると取り扱いに注意が必要です。
表面にわずかに積層跡が見られることもありますが、個人的にはこれぐらい小型のモデルだとほとんど気にならないかと思います。
ビークルモード。タイヤはリベットを押し込んで固定しています。コロ走行可能です。
足裏のユニットは足裏パーツ、足先タイヤ取り付けパーツ、タイヤ×2個の片側4パーツ構成です。
大腿部ユニットは大腿部取り付けフレーム、大腿部タイヤ取り付けパーツ、タイヤ×2個の片側4パーツ構成です。
横から。足裏、大腿部ユニット両方とも、ビークルモードでのタイヤ取り付けパーツの可動軸の位置固定に小さな爪が出ており、ひっかけることである程度ビークルモードでのタイヤの位置を保持することができます。
斜め後ろから。
ロボット形態で正面から。接地性も少し向上します。
斜め前から。
後ろから。
移動砲台モード。
横から。
後ろから。
左側ユニット一式の組立図です。右側も対称に見て組み立てます。
小さいねじ状の部品がM1精密ねじ、大きいねじ状の部品がタイヤ取り付け用リベットです。
足裏パーツと足先タイヤ取り付けパーツ、大腿部取り付けフレームと大腿部タイヤ取り付けパーツの固定にはM1の精密ねじ(長さ4mm)を使用します。
組み立てには精密ドライバを使用します。
素材が繊細なのと、ねじも細いため組み立て時など取り扱いに注意が必要です。
組み立て時の注意点として、ねじを垂直にねじ込まないとねじ自体が折れるなどの破損のおそれがあります。
また、ねじを締めこみすぎるとねじ穴がなめてしまうことがあるので、ねじを締める際はゆっくり締め、締め具合の抵抗感がかわったらすぐに締めるのをやめることでねじ山のつぶれを防止できます。
ねじは何回も締めなおすとねじ山が削れてなくなってしまうため、できるだけねじの締結は少ない回数にとどめてください。
タイヤの取り付けは、リベットを押し込みます。
指でも押し込めるぐらいの力で押し込めるよう調整していますが、部品の寸法のばらつきで押し込みにくい場合があります。
リベットが押し込みにくい場合は、ペンチの先にマスキングテープなどを巻きつけ、パーツに直接触れる部分で部品を傷つけないよう注意しながらゆっくり押し込んでください。